生理痛、冷え性、不妊症、産後太りなど、女性の方の悩みはさまざまです。
その悩みの元は骨盤に隠れているかもしれません・・・
骨盤矯正により、身体の中から改善すれば、悩みから解放されるかもしれません。
ここでは、それぞれの症状と骨盤との関係を説明しています。
いままで何をやっても治らなかった痛みや辛さがあれば是非ご相談下さい。
冷え性は身体のすみずみまで血液が行き届かないために起こる現象です。
その原因のほとんどが自律神経の乱れだと言われています。 自律神経とは環境・呼吸
消化・発汗・体温調整・内分泌機能および代謝などの機能を制御する神経です。血液の
調整は自律神経が行っているため、骨盤・背骨の歪みから自律神経が崩れ、血行が
悪くなり冷え性の原因となる事もあります。
食生活や睡眠が不規則になり、精神的にストレスがかかると、身体を正常に保つ役割の
交感神経と副交感神経のバランスが崩れて冷え・だるさ・めまい・便秘などの体調不良を
引き起こします。
自律神経の調整も交感神経と副交感神経のバランスの調整も、骨盤矯正によって改善する
事が可能となり、冷え性の改善にもつながります。
不妊症の原因のひとつとして骨盤の歪みが関係していると言われています。
骨盤が歪むと血液の流れが悪くなり、子宮や卵巣の機能が低下する場合や、子宮や卵巣が
圧迫されたり、ねじれたりしてしまう場合があります。
また、自律神経の働きも悪くなり、脳からのホルモン分泌の伝達がうまくうけとれない
ことで、体調不良や血行不良、冷え性につながり妊娠しにくい体質になってしまいます。
骨盤矯正することで、全身と骨盤内の血流を改善させ、母体の健康状態を良好にし、
妊娠しやすい丈夫な身体づくりをしていくことが大切です。
不妊治療に関しては専用ページをご用意しております。こちらをご覧ください。
・産後に骨盤が歪む原因は?
妊娠中に広がった骨盤は、産後3〜4ヶ月かけて少しずつ縮みながらゆっくりと元の
状態に戻ります。しかし、妊娠前に骨盤の歪みがあったり、産後3か月頃までに横座りや
椅子での足組み、猫背と言った様な身体を歪める姿勢をとると、骨盤は正常な位置に
戻らなくなってしまいます。
・骨盤が妊娠前の位置に戻らない状態が続くと…
骨盤周辺の血流が悪くなり、脂肪の燃焼がうまくいかなくなってしまうため太りやすく
なります。産後に下腹部が出て、妊娠前の服が入らなくなってしまうのはこのためです。
他にも 肩こり、腰痛、むくみ、冷え性、股関節痛、産後の尿漏れ 等にもつながって
しまいます。
・産後の骨盤矯正を始める時期は?
産後2〜6か月までに行うのがお勧めです。産後の1ヶ月検診が終了して特に問題
なければ始められます。 産後6か月経つと骨盤が閉じた状態になり、矯正するのが
大変になります。(個人差があり、産後数年経っても効果がある方もいらっしゃいます)
・骨盤が正しい位置に戻ると…
内臓が正常な位置で機能し、栄養素の吸収、代謝、血行が良くなる事で基礎代謝も上がり
痩せやすい身体になるとともに、冷えやむくみの改善にも効果があります。また、骨盤が
矯正されることで、腰痛、股関節痛、産後の尿漏れにも効果が期待できます。
産後に骨盤矯正を取り入れ、効率よく、つらい産後トラブルを解消させましょう。